2013年6月26日水曜日

漠然と抱いていた隠遁のイメージは、長野か群馬の山奥で雪に囲まれてしかめっ面をしているというものであったが、逆を突いて離島に移住というのもあるのだな。いずれにせよそんなところで畑仕事以外の何かをする気はないので貯金があることが条件だが。宝くじを買ったり馬を見に行ったりするなどの努力が必要なのか。

2013年6月25日火曜日

要するに我々の不幸の大半は白い粉末が手に入らないことに起因するのである。

今日、私は愚かな生活のプロセスを再開する。朝五時に起きる。顔を洗う。髭を剃る。コーヒーを淹れる。出かける。中央広場まで走る。バスに乗る。目を閉じる。すると、現在の私の生活のおぞましさが顔面に跳びかかってくる。

(略)

あたかも眠っているかのように、私は顔を両手の中に埋める。実は涙を隠すためにそうしているのだ。私は泣いている。もう灰色の作業着は着たくない、もうタイムカードは押したくない、もう機械を作動させたくない。私はもう働きたくない。

私は灰色の作業着に腕を通す。タイムカードを押す、作業場に入る。

(略)

私は何をしているかというと、受け持ちの機械で、あるきまった部品に一個の穴を空ける。十年前からずっと、同じ部品に同じ穴を空けている。私たちの仕事は結局次のことに尽きる。一個の部品を機械にかけること、ペダルを踏むこと。

この仕事で、私たちはなんとか食いつなぎ、どこかに住み、そして何よりも、翌日また同じ仕事を繰り返すのにやっと足りるだけのお金を稼ぐ。

(略)

ひとり特別なおやじがいて、その男も労働者なのだが、小さな袋に入った白い粉末、村の薬剤師が私たち用に調剤した鎮静剤を売っている。私はそれが何であるのか知らない。が、ときどき買っている。その粉末を飲んでおくと、一日が早く過ぎる。自分をみじめに感じる度合いが小さくて済む。粉末は値段が高くないから、ほとんどの労働者が服用しており、経営陣はそれを大目に見ていて、村の薬剤師は大儲けしている。

ひとつの空白が私の内部に忍び込み、居坐ってしまった。私はうんざりした気持ちになっていた。もはやどんな意欲も抱いていなかった。進学する気もなく、毎日やって来て母を抱くあの農夫たちのもとで働く気もなかった。

したいことは一つしかなかった。出ていく、歩いて行く、死ぬ、いずれでもよかった。私は遠ざかりたかった。もう戻ってこないこと、いなくなること、森の中に、雲の中に姿を消すこと、もう想い出さないこと、忘れること、すっかり忘れること。

だいたい俺は昔から正義や大義や道徳、常識、公共心、あんた自分がそんな事されたらどう思うの、という言葉と折り合いが悪いのである。

2013年6月24日月曜日

俺がお前らに正義とは何か教えてやる。正義とは酒だ。酒は唯一神であり、それ以外のいかなる正義も唾棄すべき邪教の偶像である。
夢:友人のアパートを尋ねたが不在。勝手に上がり込んで本を読んだ。贅沢にも五階の全部屋を借りている。本棚が散らばっているので探しにくい。結局帰ってこないので部屋を辞したがもう午前三時。慌てて駅に向かうと最終電車。京急なら新宿か宇都宮か知らんがどこかには着くだろうと行き先も確かめず飛び込んだ。結局京急つつじヶ丘まで行って、京王つつじヶ丘まで歩いたが電車はもう無い。ファミレスに入るか散歩でもするかと考えた。
夢:実家で飼っていた三毛猫がそばに寄ってくる。なんだか体が汚れていたのでお湯で濡らしたタオルで拭いてやる。ミャーと鳴いて床に座った。挨拶に来たのだな、と思った。
夢:書きたくないので書かないが、こういう類の夢を悪夢と認識するようになったのかと思うと感慨深い。大森死ね。

2013年6月22日土曜日

パプリカに適当に詰め物をした何か: パプリカを半分に切って種を取る。底にアンチョビを敷く。トマト、バジル、モッツァレラチーズ、エリンギを詰める。白ワイン、パルミジャーノ・レジャーノ、オレガノをかけて、オーブンで焼く。
それと鳥の煮物: ちょっと良い鶏肉を適当に切って、油を引かずに加熱する。油と肉汁が程々に出てきたらそれらは捨てる。別の鍋で、にんにく 1/4 株を皮を剥いてオリーブオイルで揚げるように炒める。ローズマリーを適当にちぎりながら入れる。香りが出たら先ほどの鶏肉と湯剥きしたミニトマト、白ワイン、塩小匙 1/2 を入れる。あとは適当に煮こむ。仕上げにイタリアンパセリを散らして出来上がり。
トマトソースの遥かなる高みへと到達してしまった。湯剥きした ミニトマト 600 g、にんにく 1/4 株、バジル数枚、塩小さじ 1/2 をただ煮詰めるだけ。しかしかつて無いほど濃厚でフレッシュなソースに仕上がった。そこらのレストランよりは美味しい。

2013年6月19日水曜日

0.6、ねえママあなたの言うとおり、ラブソング、ワンルーム叙事詩、爆弾の作り方を購入。好きになったら結構一途なのである。あれが好き、これが好きと大仰に言うひとは多いが、金がいくらあっても足りないのだろうなと思う。

2013年6月18日火曜日

まったくもってどうでもいいことなのだけれど。まあ、まったくもってどうでもいいことを書き留めるのが日記ってもんじゃないか。違うか?
そんで、コルサコフ症候群ってなんだっけと思って検索したら wikipedia のリンクが紫色で表示されて俺はもう(ry。
http://blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/28140763.html

子供の頃は余り好きでなかった酢が最近かなり好きに(ry)… (;Д)

2013年6月16日日曜日

梅酢が上がってきたので塩もみした紫蘇を投入。梅 2.7 kg に 900 g の赤紫蘇。

2013年6月13日木曜日

2.7 kg の梅を塩漬けにした。梅酢が出るまでしばらく待つ。塩は質量比 20 %。初めてなので安全側に。

2013年6月10日月曜日

買ったのは宇多田ヒカルの「桜流し」で、まあ買うまでもなかったなという感じなのだが、それはさておきこれ:http://www.youtube.com/watch?v=31CIh7IdgD4

言いたくないけど、英語を格好良いと思っている中学生が妙な巻き舌気味に発音するとこういうふうになるよね的。
Amazon で mp3 を買ってみた。円盤がないと不安になるのは旧世紀の人間の性か。買ってダウンロードするのかと思いきや、ブラウザがプレイヤになって再生できるのな。21 世紀を感じたぜ。

2013年6月9日日曜日

琺瑯と蟷螂。

2013年6月8日土曜日

琺瑯容器を買ってきた。

道端で梅を売っていた。500 yen/kg。黄色くなるまで待って梅干しにするか、このまま梅酒にするか。

2013年6月7日金曜日

スコッチウィスキーを買った。1300 yen。高いウィスキーかラムにするかとちょっと迷ったが、どうせすぐ飲んでしまうんだから安いに越したことはない。それでも平生はひと瓶 1000 円以下の酒しか買わないのでちょっとした贅沢である。なんせ三割増し。ウェルニッケ脳症が怖いので酒を飲んだ日はビタミン剤も飲む。要するに毎日ビタミン剤を飲んでいる。
仕事をしながら amazarashi の「ミサイル」と「つじつま合わせに生まれた僕等」をずっと歌っていた。帰りに 0.6 を購入。

2013年6月2日日曜日

天気の良い日。午後は買い物。おやつにサブウェイのサンドウィッチ。夕飯:チャーハン、余り野菜のスープ、余り野菜とイカの炒めもの、漬物。

2013年6月1日土曜日

林さんがまさかの顔出し秒読みだとは。秒読みって言っても数年かかるだろうが。
久しぶりに創作意欲を刺激された日であった。書き進まない小説を少し書く。この主人公は何をしているのか全く謎である。