2014年7月31日木曜日

そんで、今更ながら微積分の本など読んでいる。

平均値の定理ってあるじゃないですか。$f$ が $[a,b]$ 上で連続で $(a,b)$ で微分可能とすると、ある $\xi \in (a,b)$ で $f(b) - f(a) = (b-a)f'(\xi)$ となるってやつね。まあこれは直感的に明らかというか、証明はいらんやろ、って感じで読み飛ばすんだけど、これを拡張した Cauchy の平均値の定理ってのは初めて知りました。おんなじような条件で、$\dfrac{f(b)-f(a)}{g(b)-g(a)}=\dfrac{f'(\xi)}{g'(\xi)}$ となって、要するに $(t, f(t), g(t))$ を三次元の曲線と思って $(f'(t), g'(t))$ を考えると、$t$ を潰した平面のどこかしらで向きが平行になるよねという定理。そしてここからロピタルの定理が証明されるってわけ。いままで分子分母を微分する度に、これでええんやろかと不安に思っていたのが解消されてスッキリしました。あとはあれね、一様収束するなら極限と積分を交換して良いって定理ね。目の前で証明してもらえると安心よね。諸乃禍事罪穢有良牟乎婆祓閉給比清米給閉って感じ。

2014年7月28日月曜日

そんで、この店でものを買うのは難易度が高くて、売り子のお姉さんはバックヤードで寝ているのでまず声を掛けて起こさないといけないという。
近所に香辛料をとても安く売っている店を見つけたので、潰れる前に色々揃えたい。スーパーの半額程度(ものによっては三分の一)で売っているし、滅多に見かけない珍しいスパイスもある。一年程度は店を持たせてほしいものである。
http://www.amazon.co.jp/dp/4388060224/

カレーを作るなら、美味しいカレーを作りたいのなら、この本を買って損はない。野菜の水煮にカレールーを放り込むような粗雑さとは、次元の違う味を知ることになる。とは言え、本格カレーって出汁をあまり重視できていないので、ある程度日本人の感性でアレンジすべきである。インド人の肉魚の処理って雑だよな。
それにしても大量のタマリンドペーストは何に使ったらいいんだよという感じである。それほど強烈な味でもないので、適当に使うこともできるのだが。

2014年7月26日土曜日

夕飯:ラム・ローガンジョシュ、ナスとズッキーニのコロンブー、サフランライス。

2014年7月23日水曜日

https://www.youtube.com/watch?v=XmAxu0kLRg8

アゴタ・クリストフの悪童日記が映画化。見にゆくことは決定しているのだが、トレイラーを観た瞬間に違和感が。「僕ら」はもっと幼い。おばあちゃんはもっと痩せて小柄なはずだ。私の中ではそのように描かれていた。それと、「僕ら」に表情がありすぎる。

2014年7月21日月曜日

昨日の夕飯: スペアリブの赤ワイン煮、野菜と鯛のスープ、パン。

2014年7月19日土曜日

鯛を買ってきた。 1.24 kg で 3,100 円(税抜)。鱗を取ってつぼ抜きして、立て塩に漬けている。鱗取りくらいお願いしても良かったな。一度でいいからあの電動鱗取り機を使ってみたい。最初はエラごと取ろうと思って割り箸を突っ込んだが、見事にへし折れた。割らずに二膳使ったのに…。鯛のエラは硬い。出刃でエラを取って再挑戦。一度では綺麗に抜けず、三度くらいして内蔵の除去を完了。ひと仕事終えた気分でビールを飲みだしてしまった。

2014年7月17日木曜日

http://www.amazon.co.jp/dp/4434078755/

謎の記号 inf, sup が解ったのでルベーグ積分の本を読みだしたが、序章、8 ページでいきなり悩んだ。定義を見なおしたり記号の使い方を確認したり:
$n=1,2,\ldots$ および $k=(k_j)^d_{j=1} \in \mathbb{Z}^d$ に対し $$I_{n, k} = \prod_{j=1}^d \left( \frac{k_j}{2^n}, \frac{k_j+1}{2^n}\right],\quad \underline{f}_{n,k}=\inf_{I_{n,k}} f,\quad \overline{f}_{n,}=\sup_{I_{n,k}} f$$
この部分を読むだけで 10 分くらい消費した。体積素片とそこでの上限下限を書いてるだけじゃん!っていう。リーマン積分の説明をしてるんだから気付けよという話である。 でも日本語で一行説明を書いてくれたって良いのでは… とも思う。

2014年7月16日水曜日

微分積分学原論だとこう:
  • $s \in S $ に対して $s \leq u$ を満たすとき、$u$ を $S$ の上界という
  • 図形 $S$ に上界が存在するとき、$S$ は上に有界という
  • $S$ の上界の最小数 $u_0$ を $S$ の上限といい、$u_0 = \mathrm{sup} \,S$ と書く

数学解析(上)だと:
  • 実数の集合 $S$、実数 $u$ について、$s \leq u \ (s \in S)$ が成り立つとき、$S$ は上に有界という
  • $u$ を $S$ の上界という
  • 次の性質を持つ $u_0$ を $S$ の上限($\mathrm{sup}\,S$)という:
    • $s \leq u_0 (s \in S)$
    • $\forall \epsilon > 0, \exists u \in S; u_0 - \epsilon < u$
最大数と違って S に含まれる必要がないのか。書き方が違うのは、前者だと先に実数の連続性を公理として導入しているからかな? 実は連続とか微分可能も解っていない。

2014年7月15日火曜日

ランダムウォーク本を読み始めたのだが門前払いを食らった。微積分からやり直そう(何度目だ)。

2014年7月13日日曜日

2014年7月10日木曜日

沙村広明の新刊、第七女子会彷徨、シグルイ等を買ったので乱歩の本は読まず。司法試験の勉強でもしようかな(錯乱)。

2014年7月9日水曜日

さて次はどうするか。確率の本にするか、ランダムウォークの本にするか。ランダムウォークかな。
http://www.amazon.co.jp/dp/4641083495/
おおよそ知っている話だった。触りたいデータが手元にあるわけでもないので、知らない部分について熱心に読めたとは言えない。検定のあたり。東大出版会の青い本も読んでみようと思っていたが、統計学はもういいや。必要になったらまた読むだろ。
豊かな実り(バジル)に寄生する略奪者(アオムシ)を楽園追放(デコピン)した。今朝で七匹目。まだいるような気がするんだよな。

2014年7月3日木曜日

俺はものを考えることが出来ない。俺は細切れの意識の中で生きている。持続的に考え続ける人を見ると感心する。太く長くでも、細く長くでも、その長さを真似することが出来ない。一緒に考えてくれと頼まれても、その殆どの時間は空白または細切れの何かだ。俺は考えていない。行き当りばったり。それでなんとかやってきた。これからもそうやって誤魔化してゆく。