2014年9月19日金曜日

スコットランド独立投票と聞いて、スラヴォイ・ジジェクのことを久しぶりに思い出した。戦争の歴史を紐解くと、戦闘は徐々に市民から時空間的に離れた場所で展開されるようになるが、世界には外側がないために限りなく遠くということはありえない。臨界点の向こう側では市民生活の中にゲリラ的に展開される、というお話。もしかしたら林さんかもな。国家の拡張や国家共同体というのは、スケールメリットを活かした戦略だが、何かのパラメータが閾値を超えるとむしろ小国の乱立に向かうのかもしれない、という妄想。

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