2012年11月5日月曜日

夢:巨大なユムシの群れが街を襲う。人と建物とを食って、夜には全長 100 m 近くまで成長する。街は火に包まれる。車で逃げ出そうとするが渋滞で進まない。車を降りて細い路地に入る。同じように降りてきた人と目が合う。以心伝心して近くの自転車の鍵を壊し、連れ立って逃げる。遠くの病院の図書室に避難する。書架にもたれて休んでいると、医師が院内を案内しましょうと言ってくる。コンクリートで覆われた部屋には奇怪な装置が並んでいる。巨大なガラス瓶の中には人の上半身に収まっているはずの内蔵標本。医師がボタンを押すと心臓がはじけ、円筒の瓶内が赤く染まる。途端、視界が緑色の細い線で覆われる。線は上から下まで等間隔に敷き詰められ、ギザギザしたパターンを描いたり平坦に戻ったりする。前がよく見えないというと、保護回路が作動したのです、精神の健全な働きです、と医師が言う。おぼろげながら腐乱死体が数体、こちらに歩いてくるのが見える。動作確認用です、と告げられる。止まる素振りを見せず、なおも近づいてくる。

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