2014年7月16日水曜日

微分積分学原論だとこう:
  • $s \in S $ に対して $s \leq u$ を満たすとき、$u$ を $S$ の上界という
  • 図形 $S$ に上界が存在するとき、$S$ は上に有界という
  • $S$ の上界の最小数 $u_0$ を $S$ の上限といい、$u_0 = \mathrm{sup} \,S$ と書く

数学解析(上)だと:
  • 実数の集合 $S$、実数 $u$ について、$s \leq u \ (s \in S)$ が成り立つとき、$S$ は上に有界という
  • $u$ を $S$ の上界という
  • 次の性質を持つ $u_0$ を $S$ の上限($\mathrm{sup}\,S$)という:
    • $s \leq u_0 (s \in S)$
    • $\forall \epsilon > 0, \exists u \in S; u_0 - \epsilon < u$
最大数と違って S に含まれる必要がないのか。書き方が違うのは、前者だと先に実数の連続性を公理として導入しているからかな? 実は連続とか微分可能も解っていない。

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