2014年6月23日月曜日

俺は TSUTAYA カードを持っていない。二度作って二度捨てた。映画を借りなくなったからだ。借りなくなったのは引っ越したからだ。調布で三回引っ越しをした。それはまあいい。俺は追跡されるのが嫌いだ。詮索されるのが嫌いだ。足跡を残すのが嫌いだ。だから mixi はやってない。パスワードが流出しているかもしれないが構うことはない。どうせ web サービスをひとつ利用する度に gmail アカウントをひとつ作るだけだ。だが、同じ IP アドレスから複数のアカウントに対して接続されていることに気づかれたら...(snip)... まあいい。会社帰りに寄るブックタワー書泉はアニメイトと提携して共通のポイントカードを作った。提携なのか資本関係があるのか、そしてそれらの言葉にどんな意味があるのかは知らない。手元には一枚のカードがあり、 web で個人情報を登録することで効果を発揮するようなのだが、それは決してしないだろう。下手な個人情報よりも、読書傾向の方がよほどその人を表すだろう。そう考えて利用していないわけではない。ただ教えたくないだけだ。そうして俺は、少しだけ損をする。ポイントを使えないという程度だ。損ではない、という見方もある。得る可能性のある利益を得られないというのを、損失と見做すか否かという話だ。加点方式か減点方式か。社会が効率化をいっそう高めるとするならば、通知する義務というのも課されるのだろう。俺は声を上げずに反抗する。あなた型の流儀に従わないという形で反抗する。

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