2015年2月16日月曜日

年末に読んだ本:
工場日記( http://www.amazon.co.jp/dp/4480096469 ):大学教授資格を持つ才媛が「一年間の期限付きで」工場で働いた時の記録。内容は賃金の低さと同僚への愚痴。こんな本が極東の島国で売られているってのが悪い冗談みたいだ。手元にないので正確な文言は書けないが、帯に「極限環境での魂の記録」云々とあって、じゃあ無期限で働き続ける一般の労働者は一体…と思ったものである。

富岡日記( http://www.amazon.co.jp/dp/4480431845 ):明治の意識高い系。仕事が辛いわーでもあたし頑張ってるわー、同僚は愚痴が多いわーでもあたし頑張ってるわー、という内容。この時代なら年頃になれば縁談という事になるわけで、こちらも期限付きと言えなくもない。お雇い外国人が神社に入るのを拒まれる下りは面白かった。

結論:絶望にかけてはアゴタ・クリストフが最強ですね!

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